ある日学校から帰っていつものように玄関口のランに声をかけました。
向こうを向いていたランがくるりとこちらを振り返りました。
何だか変です。
なんか違います…。

通常はどちらかというと細めの鼻が
ぼよーんと一層分…
「ちょっと見てみて!ランがおっかしいよ!」
私は吹き出しながら、家族に知らせにウチに駆け込んでいきました。
おもしろがられている本人は元気がありませんでした。
その日の夕ご飯ももどしてしまいました。
皆、ちょっとブスになってしまったランを心配しました。
母は蜂に刺されたのではないかといっていましたが
本当のところはわかりませんでした。
でも次の日には腫れも納まり、すっかり元気になったのでした。

 

 

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