「ああ、やっぱりだめだ!ぼくはダメドラゴンなんだ! 」
あふれ出した涙が熱くなった口の中に入って、しゅうしゅう湯気をたてました。
女の子も悲しくなってきてしまいました。こんなにがんばったのに、もうどうしていいかわからなかったのです。
街のまん中で2人はわんわん泣きました。
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