「お医者さん。ドラゴンさんは炎を
　はけるようになるかしら？ 」
　お医者さんはドラゴンののどの奥を
のぞきました。
「どこも悪いところはみつからん。のどの奥に
　ちゃーんと『火だね』も燃えておる。
　どうして炎がはけないのかまったくもって
　ナゾだ。とにかくどこも悪くないのだから、
　火をはく練習でもしてみたらどうかね？」
女の子とドラゴンは火をはく練習を
することにしました。
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