2004年3月14日

クリスマスローズ

いつの間にかクリスマスローズがすごくブームになっています。いろんなガーデニング雑誌で取り上げられ、一昔前からではかなり品種が増えて、随分華やかなものがでてきています。
いつだったか、クリスマスローズを初めて写真で見たあとに、名前を忘れてしまったその花の美しさを母に説明したところ「それクリスマスローズでしょう」とずばり彼女は言い当ててくれました。「あの花いいよねぇ〜」声を揃えて同意した母と私。うつむいた可憐な姿は憂いを秘めていてます。私に言わせるとあの花は朽ち果てた古い城壁の影でひっそりと花をつんでいるお姫様です。その可憐な姿につい近寄って、うつむいていた彼女がふと顔をあげたとき、人々は彼女の美しさに息をのんでしまうのです。
そんな乙女ちっくな私のお気に入りの品種は初めて写真で見たものと同じもの。うすく緑がかった白地に中心から赤い斑点の散っているものです。クリスマスローズはやっぱり一重がいいなぁと思います。