2003年8月

アプレンティスの同僚エイヴァ



その農家に到着したのは日曜で、日曜はクリスチャンの習慣どおり農作業は休み、英語でアプレンティスと呼ばれる、そこでもうすでに数ヶ月働いている見習いの女の子が家の中にいました。
アプレンティスとは大学生などが、夏休み(北米は6月に授業終了、9月に新たな学年が始まる)を利用して見習いとして実際の職場を体験できる制度です。彼女の名前はエイヴァ、毎年有機栽培農家で同じような体験をしていて、ここは三度目の農家ということでした。彼女が今まで働いた農家と違って、ここでは馬を利用します。馬と馴染みのなかった彼女にとって、それはもう毎日がエキサイティングな体験であり、朝6時から夕方5時までの農作業は習い始めたばかりの緊張する馬の扱いなどが含まれると、彼女はクタクタのはずでした。
彼女は過去に友達と自転車でカナダ横断などを経験しているチャレンジ精神旺盛な子でした。
信じられますか?日本縦断の何倍かしれません。(少なくとも4倍以上あると思います)
こんな美しい農家と、そんな頼もしく明るい彼女とのここでの生活のスタートに私は希望に満ちあふれました。

 

ワークホース3頭だても運転できるようになったエイヴァ。まだ緊張気味。
馬にのってパカラン走らせるのも夢だけど、こんな風に馬をドライブするのも夢だった私でした。