2003年6月

ロディオ、その他のアトラクション 追加




私が滞在していたアルバータ州の都市、カルガリーではカナダで最大のロディオフェア、カルガリースタンピートが毎年開催されます。残念ながら私は行ったことがないのですが、以前にもお話したとおり、このあたりでは、どの小さな街でも小さなロディオフェアが開催されます。参加者のカウボーイカウガール達は各地で開催されるロディオを回って賞金を稼いでいるのです。私が行った小さなSundreという町で開催されるロディオでは、大人が暴れ馬やブル(虚勢されてない牡牛)に乗る競技のサブアトラクションとして、幼い子どもたちが参加する可愛らしい競技がありました。

通常のブル乗り。ロディオの根本は度胸試し。

いよいよ、子供版度胸試し。準備されたのは羊。

突進する羊にいつまでしがみついていられるか。
ほとんどの子は羊から落ちると泣いてしまいます。
チャンピオンになった子はさすがに泣いていませんでした。小さな子にとってはすごく怖いと思います。

競技終了後の記念撮影。かわいいでしょ?


この競技の準備でお手伝いしていたボーダーコリー。命令が下るまでじーっと羊が動かないように見張っています。
牧羊犬を生で見るのは初めてだったので感動してしまいました。


命令どおりに、羊を移動。わお!なんとすばらしい!

カルガリースタンピートではこの牧羊犬のコンテストもあるそうです。ボーダーコリーは犬の中で最もインテリジェントだとか。頭のいい犬種がいくらでもいる中彼らが特に目立つのは、ボーダーコリーはとにかくいつでも何か仕事をしたくてたまらないから、頭の良さが表面に見えやすい。実際ボーダーコリーを飼っているお宅で感じたことは、彼らはいわゆる「仕事中毒」。「何か言って!次は何すればいいの?ねぇ!次!次!次!」棒を拾って戻って来る、投げ続ければ、永遠に拾い続ける。「飽きる」ということを知らず、何かをやりとげて飼い主にほめられると、狂ったように尻尾を振っていました。何かをやり遂げたい衝動のおかげで、芸のマスター速度は五分を費やしません。何度か失敗して、一度成功すれば、その芸をもう二度と忘れることはありません。