2004年10月

馬鹿に治療薬はない


先日父親に私の政治に対する無関心さを非難されてちょっと言い合った。
父は本当に怒ってしまった。
私の言い分はこうだ。私は政治に自分が全く無関係だとは思っていない。しかし、私は自分の夢を追うのに忙しい。やりとげたいことがたくさんあるのになかなか思い通りにいかない。そんな自分には日本の政治の現状なんて勉強している暇はない。世の中には仕事もバリバリで、人間関係もしっかり、恋愛もしっかりその他もちろん世の中の情勢に関して精通している人がたくさんいるだろう。
だけど、すべての人がそういう風に物事を両立して考えられる訳ではない。世の中には頭の良い人間がいる分、頭の悪い人間がいるのだ。理解速度で言えば、方や光ファイバー、私は回覧板。実際社会に出て、頭のいい人の理解する早さには驚かされた。更に私は1を知って10ではなく、1を聞いたら0.5くらいをなんとなく「わかった気がしているだけ」の人間なのだ。そんな私に複雑な政治や世界の動きを片手間で把握しておけなんて、全く無理な話だ。ところで世の中のどれくらいの人があのように難しく複雑な問題を正確に把握しているのだろう?私の普通に社会人やってる友人や普通に主婦をしている友人はいかほどなのであろうか、、、
父はそんな私のいかにもお頭てんてんな言い分に更に腹を立てた。ついには「私みたいに何も考えていない常識はずれの人間がおかしな問題(犯罪)を起こす」とまで言い張った。私は人様の迷惑にはできるだけならないようにして生きているつもりである。努力している。
そのときは私も自分の日本のニュースに対する見聞の狭さにうしろめたさがあって、ほとんど言い返すことができなかった。
今は日本人としての立場より自分の確固たる立場(天職)を見つけることの方が大事で、新聞に書いてあることを理解しようとしたら私は他に何もできなるくらい、シンプルな構造なのだ。
親父のくせにそんなこともわからないのか。
途方もない夢を追い続ける娘よろしく、また父も夢のような常識的で利発な娘像を追いかけているのだった。



先日東京でちょこっとだけ情報の海に漬かってきました。
そしたら目が痙攣を起こしました。