7月4日

まだまだワールドカップ


世間が落ち着いても私の中のサッカー効果はまだなお続いてます。
世間と私の間にはかなりの時差があるようです。
いや〜、決勝戦、かっこよかったです。何がかっこよかったかって、
ドイツのキーパー“オリバー・カーン”の試合終了直後の様子です。
ゴールポストにもたれて敗北をかみしめ、やがてずるずると腰を降ろしました。
座り込んだ彼にチームの一人一人が声をかけてくるのに黙ってうなずきかえします。

男です・・・これぞ男の姿です....脳みそが焼けこげそうでした。
ワールドカップで敗れてきた選手が誰でも見せたであろう姿なのですが、
開催中のゲームをほとんど観ていなかったものですから、カーンのそれがとても印象的でした。
もっと以前から気合い入れてみていたら
「敗北した強い男の悩殺ビームをたくさん浴びることができたのに
惜しいことをしました。

勝った方より負けた方につい目が行きます。
勝った方は勝利の喜びに酔いしれ少年のようになっているでしょう?
カップをかかげてはしゃぐブラジルのメンバーはみんなデカい子供みたいで可愛かった。
ベテランとしてチームをまとめて来たカフーのカップを授与したときの
嬉しそうな 表情もいままでとは別人のように幼くて・・・
一方敗れた方はすっかり夢から覚めた大人の顔なんです。
渋いですな〜。
このワールドカップで何通りもの「男らしさ」を知りました。
ありがとう!世界中の熱き男たち!

最後まであきらめない、最後の最後まで本当に勇敢だった韓国にも
感動しました。
キムチもビビンパもその素晴らしさをあがめておりましたが
これからは 、韓国人そのものを尊敬します。


ゴールを叩きこまれた直後のキーパーの背中。
これも心打つ『敗者の背中』です。
注:↑ロべカルじゃないよ!大五郎だよ!