5月24日

プーになりたい。その1


大学の頃仲の良かった友だちが、今年の春相次いで出産した。
仲良しだった友人がママになったか。そうかとうとう親になったか…
中高生の頃の同級生で、母親になったコはいくらでもいるだろうが、
大学の友人となると、働いていたりして、結婚はしても子供が生まれたという声は
なかなか聞かなかった。
夫という配偶者を持った時点で、先をいかれたと思う。
子供という愛の結晶が生まれた時点で、更に先をいかれたと思う。
人生はいろいろで、家庭を持つことが必ずしも幸福とは思わないけど、
やっぱり具体的な生き甲斐がほしい。これだという大切なものがほしい。
最近流れの速さを増してきた川の中で
家庭を持った子たちには船があって、 私には船がない。
船をさがさなきゃ。

休みの日に自転車でぶらぶらしたときに、
いつも乗り換え電車を待ち合わせる駅のホームを初めて外側から見下ろした。
汚くて小さなホーム。
毎晩疲労感にため息をつきながらあそこに立っている自分。
5年後もここで電車を待つのは嫌。

っつーことでぷーになりたいと念願してる今日この頃。
自分にとって何が一番の幸福かを確かめるための時間がほしい。
だけどぷーって貧乏はなれないの。
ぷー生活を夢見て、競馬で一発って、見事玉砕した。
やっぱりギャンブルで稼ごうなんてイケマセンネ。