2011年1月7日

しもつかれ


スーパーには節分コーナーが設けられ福豆が並び始めた。
福豆だ!・・・・福豆をカゴに入れると魚売場に向かう。
しかし群馬県が本拠地のその大手スーパーにはまだシャケの頭が売っていないかった。
まぁ、いいか。
いつかシャケの頭が手に入ったときのために、福豆は常に常備しておくべきだし。
別の用事で地元生まれのスーパーに寄ったところ、あった。あった。シャケの頭。さすが地元産スーパー。庶民(年寄り)の要望に応えてくれている。


正月もあけたところでさっそく郷土料理のしもつかれを作ることにする。
いざ。野人的な私にぴったりの野人的郷土料理。

あらいやだ!

でもキレイな頭だったもの。

鮭の頭もケチ臭い値段のものだったが、酒粕も一年前に酒蔵で買った「漬け物用」の
非常に低品質なものを使ってしまった。
生で味を見たが悪くはなっていないようだったので・・・エヘッ♪

鮭の頭をたっぷりの湯でぐつぐつ煮て湯を捨てて、

改めて圧力鍋にかける

高圧で15分→放置15分を二度かけた。一度ではエラまで柔らかくならなかった。

 

 

と、その間にタマチャンが起床

 

大豆は煎って焦げ目をつけないと物足りない味になってしまう

 

大根と人参を鬼おろしでおろす。うちで取れたこの冬最後の大根。これじゃ全然足りなかった・・・

 

おろすべし!おろすべし!
大根と人参があたりに飛び散ってワイルド
誤って手を削るとかなり深くおろされてしまうので注意。

 

大根とにんじんをおろした鍋に鮭の頭、大豆、酒粕、油揚げを放り込んで
煮るべし。

 

 

 

できあがり。入学シーズンとか年末にときどき道ばたで見かけるアレそっくりな
我らが故郷の味。

 

 

結局鮭の頭が二個も入っているのに大根があれっぽちではしょっぱくなってしまい、
後から更に大根をおろして火を通したものを追加し再度煮込んでちょうどよくなった。