2010年12月3日

雨が降る降るぽち子は無事か

 

夜明け前から強い雨が9時ちょっと前まで降り続いた。
あたりの畑は水をはった田んぼのように水浸しになった。ぽち子のベッドは大丈夫だろうか。
ぽち子の寝場所は屋根があるので表面の土は乾いているけど、周りから浸透した水がぽち子のいる底の方に溜まっているに違いない。
温度計を抜いてみると先の方に水でべしょべしょの土がついてきた。
ぽち子は自分が浸水しそうになったら眠りから覚醒するのだろうか。
それとも眠ったまま呼吸孔がビショビショの泥で詰まって溺れてしまうのだろうか。
不安はつのるが敢えて豪雨の中掘り起こすことはせずに放置しておいた。
ぽち子を信じて。

 

お昼前に雨がいったんあがり太陽が顔を出した。
さっそくクソ重い屋根を撤去してぽち子の腐葉土ベッドを掘ってみる。
土と腐葉土を混ぜて入れたのだけど、結局重い土が底に沈んで底の方が水を含んだ土でガチガチに固まっていた。
と、ぽち子の甲羅が見えた。やっぱり湿った場所にいた。
甲羅を覆う土を払いのけると「プシュ〜」とぽち子の手足収納音。
よかった。ぽち子は無事だ。
ぽち子の生存を確認した後はすぐ埋め戻してしまったが、私が心穏やかに冬を過ごすためにも改善の余地ありだ。
ぽち子の囲いの中の土をかさ上げして周りのグランドラインより高くして、ぽち子が眠っているベッドを少し浅埋めにしようか。そうすればより雨の日のベショベショは低減するのではないか。
今までは浅くした場合の厳冬期の地中温度の低下が不安だったのだけど、現在のところ外気温が0℃まで下がっても地中内の温度はずっと12℃をキープしているので少しくらい浅くなっても問題ない気がする。
現在土に埋めている温度計を少し浅埋めにして朝の地中温度がどのくらいか見てみてからにしようと思う。
雨があがって安心したのもつかの間、夕方から大豪雨。雷がなって雹も降った。
ぽち子頑張れ・・・

浅い埋設になると地表からの寒さが伝わりやすくなる。