2010年9月30日

カメの冬越しの準備

 

肌寒く感じる時間帯が出てきたこの頃。
そろそろぽち子(ロシアリクガメ)の餌食いが落ちてくるころだろうか。
と察したのだけど、昨日は与えたモロヘイヤをモリモリ食べていた・・・
昨年は冬眠に入る1か月以上前から全く食べなくなったように思う。
前の住まいは草地にブロックで柵を作って放しておいたので、食べなくなってしばらくすると土を掘って潜り始めた。最初は甲羅がまるみえの浅さだったけど、日に日に少しずつ深くなってきたので、体が隠れるほど掘る前に腐葉土を満たした衣装ケースに移動した。その衣装ケースを室内に置いて気を揉み揉み冬越しさせたのだった。



昨年はぽち子「初めての冬眠に挑戦」だったが、今年は初めての「屋外冬眠」に挑戦だ。
いろいろ不安はあるが、不安ごとにちゃんと対策を考えるつもりだ。
そういう私の講じる対策にはしばしばマヌケな落ち度があったりする・・・
が、 大丈夫。私のカメへの配慮は周りの者がうんざりするほど深いのだ。きっとなんとかなる。

現在ぽち子等を飼っている場所は家の軒下に打たれたコンクリートの上なので、カメが「埋まりたく」なっても土を掘ることはできない。早く掘れる環境を整えてやらなければ・・・
と、ぽち子の穴掘りに先んじて、冬眠スペースを作るべく私が穴を掘り始めた。

地面下5センチ程度でも氷点下からは免れるらしい。20センチも深ければ安全だと思われる。
ただ、カメの冬眠中に大雨が降ったらどうだろう。
ぽち子に入ってもらう木箱の一番底(深さ30センチ強)まで潜って、そこに雨水が溜ってきたら・・・地下といえど高くても10℃前後の低温下では水を避けて浮上したくとも体が動かず溺死!なんてはめにならないだろうか・・・
とういうことは少々の雨で底の方が水没するようなシステムではいけない。
といろいろ考えている最中だ。

 

タマチャン(若いカメ)の方は今年も冬眠は避けて保温しながら冬越しさせる予定である。
タマチャンはぽち子とくらべるとまだまだ小さいが、昨年よりかなり逞しくなったし、家に来たばかりの頃に作った車庫(カメのシェルター)は当時ゆるゆるだったのに、今はシェルターの天井と甲羅の隙間も残りわずかな感じだ。
タマチャンはぽち子登りが好きである。
カメは何にでも登りたがる性質なのだけど、タマチャンをぽち子の囲いに放すと、すぐぽち子に近付いていって登ろうとする。
他にも登るものは置いてあるのだが、ぽち子に一番登っているように見える。


わっせ わっせ


さらなるチャレンジに挑むタマチャン。
来年は二匹の囲いをもっと高い柵にしなければ!