2010年4月2日

我が家の『春』目覚める

 

一昨日、3月31日。朝カーテンを開けるとき、窓ガラスの表面が凍っていてカーテンが窓に張り付いた。
外のパンジーとビオラもガチガチに氷っていた。
明日から4月だというのに、いつになっても終わらない霜の攻撃にヘタらない植物達は根性があると関心した。
そんな寒さがついに緩むという印しか、昨日は生暖かい風が吹き荒れた。


現在住んでいる貸家の水は電気ポンプで井戸水を汲みあげている。
そのポンプが頻繁に止まって水が出なくなるので、外に出てポンプのスイッチを押しにいかないと水が使えない。
昨夜ポンプのスイッチを押しに外に出ると、最近では意外なほどの暖かさ。
足下の暗闇でカエルがぴょんと跳ねた。
カエルの声は聞いていたが、姿を見たのは今年初めて。
うちのぽち子ももうすぐ起きるだろうかと、懐中電灯を柱にかけながら思った。


今朝はいつもより1時間ほど早く目覚めた。やっぱり昨日のまま今朝も暖かかった。
トイレに行く途中に茶の間のぽち子の冬眠ベッド(衣装ケースに腐葉土を満たしたもの)の横を通る。
「あ。」
腐葉土の上に土まみれの真っ黒なぽち子がいた。
ポチ子が目覚めた。
昨年の10月末に土にもぐってから5ヶ月ぶり。(昨年の日記
氷点下に下がる我が家での冬越しは決して気楽なものではなかった。ああしたらどうだろう?こうした方がよかろうか?あれはいけなかっただろうか?ぽち子が凍っちゃったらどうしよう?と気を揉み揉み、効果がわかならいような対策を施したりした。

これで我が家にも春が来た。冬眠おつかれぽち子さん。



朝、発見されたばかりのぽち子