2009年10月8日

台風がきた


今年初めての台風が近づく夜、雨が強くなってきた。
カメのポチ子を屋内に避難させるために表に出ると、6センチくらいのアマガエルがカメの放牧地のスダレの上にいた。
大きいアマガエルがいるとYちゃんを呼んだ所、出て来たYちゃんが「本当だ!」と私の発見現場とは違う場所で応えてくれている。
アレ?そっちにもいるの?
Yちゃんが手につかんで持って来たそのカエルは私が見つけたカエルとそっくりで、同じ大きさだ。
今日は大きなアマガエルちゃんが揃って出て来ているのねぇと不思議に思ったのだ。
台風が過ぎて、何気なく両生類図鑑を眺めていたら、シュレーゲルアオガエルというカエルがアマガエルよりサイズが大きいことに気づく。
そういえば、昨夜の大きなアマガエルちゃんたちは、なんとなくアマガエルと表情も違っていたように感じたけど、きっとシュレーゲルたちだったのだろう。
体色もやけに単一感があった。
春にはよくシュレーゲルたちのコロコロという鳴き声だけは聞こえていたが、姿を認識したのはこれが初めてだった。


翌日、午前中は雨が強くなったり止んだりしていたが、午後には台風が通り過ぎてまばゆいばかりの晴天となった。
アーニーの糞を捨てている穴の水が溢れていないか見に行くと、私が脚を踏み入れる所、踏み入れる所、蛇がニョロニョロ逃げて行く。
数日ぶりの爽やかな快晴のもと、ひなたぼっこに出たか、蛇君たちの地下の交通網が水浸しになって地表に避難せざるをえなかったのか。とにかく草っぱらは蛇だらけだった。


マッチ箱くらい大きいのでびっくりした世間知らずの私でした。