2009年9月26日

クサヒバリ


日々の出来事を日記に書き留めておきたくてこの日記をノロノロと更新しているが、この日記を読んでいるかもしれない人にとって日記がタイムリーではないことを残念に感じていた。自然のことだからこそ、季節にあった事を書きたいのだ。だから、古い記録と同時進行で日記を更新していくことにした。


朝食中のこと。
換気扇がヒュルヒュルなっている。今年の夏に替えたばかりなのに、もう何か調子が悪くなったのだろうか?
しかもつい1週間前に油汚れを取ってカバーをつけたのだけど、カバーが悪いのか・・・
などと思いながら換気扇を止めてみたところ、ヒュルヒュル音は止まない。
虫の声だった。
どうやら鳴き虫が台所に迷い込んだらしい。
音のする箇所を捜してみるとオタマの裏にマッチの先くらいの小さな虫がいた。
音の大きさから想像していた虫は鈴虫くらいの大きさだったのに、こんな小さな虫があれほどの音を奏でるとは驚きだった。造音器である羽はマッチの先端より小さいのだ。
Yちゃんが図鑑で「クサヒバリ」という虫を見つけた。
そういえば、春先に狂ったように空で鳴いている雲雀の声に似ている。
くさひばり。小さな体によく似合っている可愛らしい名前。
ビニール袋に捕獲してから2日、今日は自由にしてやらねば。