2009年7月16日

カメ探しのプロ


前回の行方不明時はポチ子の身を案じてご近所に配るための“迷いガメ”のビラまで作った。
結果見つかったからこそ笑えるものである。ビラを作っている最中は非常に暗い気持ちだったのだ。


と、これほど痛い目にあっていながら、その後ぽち子を逃した回数は数えきれない・・・
性懲りもないのはぽち子ではなくぽち子を柵の外に放置する私だ。
しかし、ぽち子が自由を求めて柵に前脚をかけて立ち上がっている姿を見るとつい、柵の外に出して自由に草を食ませてやりたくなってしまう。
そうだ。きっとぽち子には魔力があるに違いない。
ポチ子と目が合うと、私は催眠術にかけられてぽち子を柵の外に出さずにはいられなくなるのだ。



そんな風に懲りずにぽち子を行方不明にして苦労して何度も捜索しているうちに、捜索眼の能力が向上して地面と保護色であるぽち子を数時間の捜索で発見できるようになってきたのだ。
ぽち子は枯れ草に穴を掘り埋もれる。それだけだって見つけにくいところ、枯れ草の上に更に背の高い青草が生えているという状況でぽち子を発見するのだから難しい。
そんな訳で、ワタクシもぽち子のオーナーに負けないくらいのカメ探しのプロに精進中。



「ワタシを外に出したくな〜る〜 出したくな〜る〜」

 

この健気な姿を見て誰がほっておけるだろか→