2009年7月14日

カメのぽち子が行方不明


カメのポチ子が行方不明になってしまった。
カメは鈍いと思って侮るなかれ。
ほんの少し目を離した隙に、エイっと胴体を持ち上げて
ワッシ ワッシ ワッシ ワッシ ワシ ワシ ワシ ワシワシワシワシワシ。
その速度おそるべし。カメと競争したウサギの気持ちを実感。
舐めていると痛い目に会うのだ。


ほんの1時間ほど庭に放置しただけなのに。
ぽち子を庭に放牧したまま、ちょっと家の中に入って用事をやりすぎてしまったのだ。
ハッとして外に出てみるとぽち子はすでに消えていた。


ちょうど前日、ぽち子は今迄の逃亡距離記録を大幅に更新したばかりだった。
「あれじゃー目を離していたらすぐいなくなっちゃうね。」
草むらをズンズン前進していく逃亡中のぽち子を眺めて、遊びに来ていた私の母は関心したのだった。


今回は「安全のため」に目印のド派手な花輪を甲羅にくっつけられていたポチ子。
だけど、そのド派手な花輪すらどこにも見当たらない。
またまたぽち子大捜索、今迄手をつけたことのない薮まで刈って探すがどこにもいない。
本体はともかく、一昨日は逃亡スタート周辺で花輪を落としていたので、せめて逃げた方向だけでも割り出せたのだのに、花輪が見つからないとどっちに行ったか手がかりすらない。


花をつけたことで保護色ぽち子が断然見つけやすくなるはず。だった。


ダイソーで買った造花。まるでカメの甲羅におつけください仕様。

まるで神隠しにあってしまったようなポチ子。
ポチ子のいる穏やかな生活がポチ子がいなくなってしまっただけで
変わってしまったように感じる。
ポチ子がいなくなって以来、食べ物の味も感じられない。
時間があるので料理をいろいろ作っているが、美味しくできたと思っても
それが無味に感じる。
困った時の神頼みは悪いけど、ぽち子の生還を神様に祈るしかない。