2007年9月

避けられない別れを思う


先日仕事が終わったあと、雨の中本屋に行った。
本屋でいろいろな本や雑誌、ビデオ等を物色し満足する。相変わらず落ち着かない性格だ。
本屋の文庫コーナーで「ダメ犬グー」という本を立ち読みしてウルウルしてしまった。
自分のサイトも犬や猫の話ばかりだけど、最近飼い犬の本が多いなと感じてアマゾンで検索したらあるわあるわ。マイペットとの交流と思い出の本達。
読者は自分のペットと重ね合わせて「うちのコもそうだった。うちの場合は○○だった。」とウルウルするのだろう。
私はダメ犬グーを読みながら、昔飼っていた犬との別れを思った。そして今飼っている犬との別れをやたらリアルに想像して悲しくなってしまった。
今年で4歳になるアーニーは、甘ったれぶりとはしゃぎっぷりはまだ子犬のよう。とにかく行動が幼稚なのだ。顔は遠の昔にオッサンなのに。
でもほんの6,7年後に、こんなに生きのいい無邪気な犬が、突然元気じゃなくなる日がやってくる。
読んだ本にあったワンコの「鼻チョン」はウチの犬の場合「鼻ドリル」くらい激しいけど、鼻ドリル攻撃も、石頭の頭突きもなくなっちゃうなんて。
今から別れが切なくなって、家に帰ってからデレデレ甘えてくる犬を私もデレデレ甘やかしてしまうのだった。


最近与えたパン型の音がなるおもちゃを異常に気に入っているアーニー。
目がキラリーン。カミカミしながら猛烈にくっついてくる。