2006年8月

あいたたた。


栃木の自宅勤務になって、毎朝の犬の散歩を満喫している。
せっかく元気盛りの犬に少しでも運動をさせようと、長い長いロープを用いてボール遊びをした。
以前はロープ無しでもできたのだけど、脱走の味を覚えて、周辺の畑を荒らしてしまったり、私達につかまらないように逃げる悪知恵をつけてしまったから、今は(私達の)命綱無しには無防備に自由にさせることはできなくなった。
中学校をぐるりと取り囲んでいる道路で30メートルほどのロープを首につけて、自由にボールを追わせる。
朝の時間、夏休みということもあり、車の通りも少なく、人通りも少ない。
私が投げたテニスボールを全速力で追いかけていって、走りながら拾い上げる。
あれだけのスピードを出しつつボールを拾い上げるというのは、すごい技だなぁ、と運動神経の無い私はその力強いアクションに関心してしまう。
あれも飽きることなく、ボールを追いかけて楽しんでいるようだが、こちらもあの犬の運動を見て楽しんでいる。


二日間ばかり続けてそんな遊び方をした。
それにしても、犬の脚の裏はそれほど頑丈とは思えない、脚の裏は大丈夫だろうか。
何しろあの体重の、あのスピードを止めているのだから、心配だった。
案の上、家に戻ってアー二ーの脚の裏を確かめたら、片方の後ろ足の肉球の黒い皮がベロンとめくれており、もう片方の後ろ足の真ん中の肉球は磨り減って、ちょっと血がにじんでいた。
本人は痛がって怪我した脚をかばうような歩き方はしないが、ときどき傷のある脚を嘗めていた。
やはりアスファルトの上での激しい運動はタブーのようだ。
新しい遊び、または遊び場を開拓せねば。


あいたたた・・・・