2005年12月

この世の悲しみよ・・・


犬の教育は本当に難しい。筋が悪いのは人間の私なのか、犬のほうなのか。
手をかければかけるほどわがままになっていくのがわかる今日この頃です。
夕方4時の散歩の時間までは、鎖で屋外に繋がれたアー二ーにとっては非常に退屈です。
彼はそれがとてつもなく長いのだ、辛いのだと、散歩の時間の1時間以上前から、これでもかと悲痛な鳴き声を上げます。声色を変え、高さを変え、ため息を入れ、鼻笛を入れ。。。
切ない鳴き方の研究でもしているかのように、そのバリエーションは抱負です。


暇人が集う我が家は、あまりに頻繁に彼をかまいすぎてしまいました。
お昼にかまうと、お昼にかまわれないと騒ぎ。前日に3時にかまえば、翌日はお昼と3時にも騒ぐようになります。

近所にも響き渡るその声は
「ああ、皆さん聞いてくださいよ。ボクの主人は愛のない飼い主です。
せめて散歩に早めに連れて行ってくれるとか、せめてオヤツをくれるとか、外に出てきてちょっと遊んでくれるとか。ボクの訴えなんて全く耳に入りやしないのです。
ボクの人生真っ暗です。ああ〜やるせない、やるせない。」

世の中で自分ほど哀れな犬はいないと延々とやってくれます。

 


ボクカワイソウ!!