2005年8月

逆転ならずとも。

 

検査の結果はCancerの治療プロセスを参照してください。

2回目のPET検査の結果を聞きにいく日。朝、ノートに書き出したこと
今日、私が聞くかもしれない答え。

1.4ヶ月前に出た陽性反応が消えている。
2.結果は4ヶ月前と同じ
3.集積値が高くなっている
4.左側のリンパ節以外に何らかの反応

もし1が出れば、今まで私の前におろされていた扉の錠が解かれる。
不安のすべてが取り除かれる訳ではないとしても、開放される。もっと、たくさんのことに参加できる。

結果が2であれば前回、薦められたように本来手術を受けるべき。
でも今その決心がすぐつけられるか?もう一度逃げずに向き合うんだぞ。

3が出れば、もう言い訳はできない。与えられる試練を乗り越えるのみ。

4、事実を受け止め、精一杯生きること。

結果は2でした。やっぱりね。幸運な逆転にはなりませんでした。
値は変わらなかったけど、検査報告と、主治医の先生の二つの経過観察支持をいただけたのです。今までより、気持ちが軽くなりました。
セカンドオピニオンを受けたとき、二人の先生から手術を勧められたとき、もうこれ以上、迷って支持を仰いでも仕方がないと思いました。
何人の先生に聞いて回っても、意見は同じだとわかったんです。医者が最優先するのは、安全性だと思いました。一件のセカンドオピニオンを聞いただけで、もう決心はつきました
だけど本当はそうでもなかったようです。今回、主治医の先生がPETの信頼性に関して話す機会があった病院の先生や、私のPETの結果を評価した先生。この人たちにセカンドオピニオンを聞いたら違う返事を聞けたかもしれなかったという意外な事実を発見しました。
自分で経過観察を決めたとき、自分は馬鹿なだけで、恐怖心だけで、手術を拒否しているわけではなかったつもりですが、時間が経過すればするほど、ただ、怖かっただけのような気がしてきました。

結果がよければ、普通の生活に戻っていこうと思っていました。。
そして今日、結果が良かったというわけではないのですが、前に進むには十分な結果でした。
明日から、もっと積極的に歩いていけます。がんばるぞ!
私のホームページを読んでくれて、励ましの手紙やお守りを送ってくれた皆さん。本当に本当にありがとうございました。もっとたくさんのこと描いたり書いたりしいきますので、これからもどうかよろしくお願いします♪