2005年6月28日

耳の刻み


近所に黒のラブラドールを飼っている家はとても多いようです。散歩中に同時にうちのを含めて、3匹の黒ラブが合間見えることがあります。3匹とももちろん影絵みたいに真っ黒だし、体格も歩き方もそっくりです。こんなとき、この真っ黒な犬たちがなんだか皆同じに見えておもしろくないなぁと感じてしまいます。
雑種だったら、一目で違いがわかるのになぁ。次はやっぱり雑種を飼うのがいいかなぁ。などと考えてしまいます。個別に見れば可愛いい愛犬ですが、別の黒ラブと入れ替わっても気づかないかな、、、なんて思ったりして。他の黒ラブをマジマジ観察する機会がないのも、皆自分の犬と同じに見える理由かもしれません。
そんな我が家のアーニーが2週間ほど前に、遊んでいる最中に耳を切ってしまいました。耳の先がパックリ1センチほど切れてしばらく血がとまりませんでした。翌日傷からまた再出血しはじめて、医者に行ったのですが、一度化膿してしまった耳は傷の周囲を切除して縫い合わせるか、周りが壊死して落ち着くのを待つしかないといわれました。自然に治癒でいいでしょう。それが我が家式。
アーニーの傷は2週間を経て、かさぶたも取れて、かなり落ち着いてきた様子。
やっぱり切れ込みが残ってしまいました。
でもいいです。近所にはそっくりさんだらけだから、家のは耳に刻みが入ってるやつ。って印ができました。特別です。ただし、何か悪さの証拠にはなってほしくありませんが・・・
人間だって育っていく過程で骨折ったり、怪我したり、歓迎したことではないけれど、完全だった体に傷が付いていく。それも生きていくってことですよね。