2005年3月18日

がーん。


よく年配の人から若いうちは自分がいつか年取るなんて思いもよらないでしょう。と言われます。
いいえ、私はときどき、年をとった自分を想像します。
色々、こうしてイジイジしながらも夢を追ったのは、自分にも限界がやってくると思ったから、老いは必ずやってくるし、老いる前に自分の人生が終わることだってありうるということをいつも考えてきました。
明日死ぬかわからない。そんな無慈悲な奇跡が起こるのも人生にはありえないことではないからです。
だから、このことだって決して夢ではありません。夢ではないから、書いちゃいます。
自分は癌をわずらってしまいました。
さすがにこれほどのショックは今まで受けたことがありませんでした。夢を見ているよう。告知された方は皆同じような気持ちを味わうみたいです。落ち着いて、お医者さんの言葉に返事をしていましたが(多分)、頭の中は霧がかかったようでした。
精密検査のため近々入院することになりました。検査が終わるまで詳しいことはわかりません。怖いです。でもこの怖さと戦っている人が世の中にはたくさんいるんですよね。
なんだかもっと一生懸命生きなければならなくなってしまいました。たいへんだなぁ。。
私を心配して夜眠れない両親、心配かけて本当にごめんなさい。
大切な人に心配かけることの辛さを知りました。でも家に帰ってきて本当によかった。